そっとページをめくった 『破滅の女神は、すべてを破滅に導く恐ろしい存在―― 幾多の命を滅ぼし、壊していく... ――彼女の力を目覚めさせる無かれ――』 「...怖いですね...」 「ええ、とても恐ろしい子です。 ですがその子に罪は無い」 「え...?」 「だって、そうでしょう? 彼女は、破滅の神によって生み出されてしまった。 決して破滅の力を持とうとして持ったわけではない」 「そう...ですけど」 「これが運命だったんです」 「運命...」