「自分の担任の名簿を見せてもらえ」



そう言って、仕事に戻ってしまった



...どうして...こんな事に...?
可笑しいよ、ほんとに私の存在なくなっちゃった



...私はそのまま学校を飛び出した



絶対に可笑しい!こんな事ある分けない!!
とにかく家に走って帰った






「あの、私隣の家に住んでる...」



「あら?お引越ししてきたの?」



「いえ、前からすんでいたんですけど...本当に分からないんですか?」



「あの家には、今まで誰も住んでいなかったのよ?」