破滅の女神


笑顔を作ってリンに言う...
でも、本当は凄く不安...



私の存在が、この世界から消えていってしまったら...
そう思うと、夜だって眠れない



家の近所の人だって、私の名前を忘れていたみたいだし...



「はぁー...なんなのよ...」



自分の席に座って、机に突っ伏した



今の私は、自分の存在が消えてしまわないように、願う事しかできない



...しかしこの願いは、叶えられる事は...なかった...