コンコンっ!



「失礼致します!」



「...入りなさい」



中から男の人の声が聞こえる



本当に王様のところに来ちゃったの!?



スタスタと部屋の中に入る



...何!?この部屋!



ありとあらゆる物が金色...



すっごい豪華だ...これが王室...?なのかな?



「王様、怪しいものが城の周りをうろついていたようです!」



怪しいものって...酷い言われ様...



「何?」



分厚い書類に向けていた顔をこちらに向けた