ブォーーーー ドライヤーを持ってきた桜矢はスイッチを入れて私の髪にあててくれた 桜矢の指が優しく私の髪をとく お互いに会話は無くドライヤーの音だけが部屋に響き渡っていた それでもそこに流れる雰囲気はイヤじゃなくて 私にとったら心地よい 桜矢もそんな風に感じてくれてるといいけど… カチッ 5分位してドライヤーの音が止まった 「ありがとう」 後ろを振り返ると桜矢の顔が近づいてキスをしてきた 離れた桜矢の瞳には愛しさと何故か切なさも含んで居るような気がした