「ほ、本当に……?」 恐る恐る、昴は聞いてくる。 「本当に、お前が好きだ」 「……それは、あれ、 友情とか親愛的な意味合いで……?」 「は、無くて、惚れてるんだよ だから、俺と付き合ってくれないか?」 そう尋ねると、昴はハニカミながら頷いた そして、言う。 「あのさ、俺も信じてる訳じゃ無いけど」 あの池に行きたい。 昴はそう言った。