ひょっとすると、 これは2度目では無いのかもしれない。 もしかすると、昴も、 俺と同じように枕を使ったのかもしれない そしてこの先を変えようとして、 俺を助けてくれたんじゃないか? ……それなら俺も、 変えてみせようじゃないか。 「なあ、先に、 俺の言いたい事、聞いてくれないか?」