見た目は普通の、変な枕が届いた。 俺は馬鹿にしながらもそれを使って、 ここ最近、ずっと安らかだった事などない 眠りについた。 ……その、はずだった。 「元秋?どうかした?」 「……あ、いや、 ちょっとボーっとしてただけだ」 目が覚めると、目の前には昴が居た。 そこはあの日の、公園で。 俺たちは、公園の入り口に立っていた。 ……ここから、やりなおせるのか?