「送るよ…」 「え、いっいいよ! あたし家近いしっ… 涼に悪いから…」 これ以上一緒にいたら 本当、誰が好きか 分かんなくなっちゃうよ… 「…夜道だよ?」 「え、本当家近いから!! 全然!大丈夫だよっ!?」 「…そ?だったら、 …また来てね…?」 あたしの耳元で… そんな甘い声で… 呟かないで……