こんな可愛い要平先輩を見れるのは一緒に帰ってる私の特権。 「流美、それ欲しいの?さっきからずっと見てるけど」 要平先輩が私の目線の先にあったお菓子を指差す。 子供っぽいって思われたかな…。 でもこれ好きなんだよね。 「えと、まぁ、はい」 響樹先輩が前に言ってた。 要平先輩は年下はガキっぽいから嫌だってこと。 「買ってあげようか?」 そう言って私が返事をする前にレジに持っていき、買ってくれた。 「要平先輩、お金払いますよ!」 カバンからお財布を出そうとしたら。