『ねぇ。ココに、いてよ。』

ありあが涙目で
そう俺に伝える。

そんな顔で言われると、
理性が・・・。

『お願い、千隼。
そばにいて??』

プツン。

頭の中で何が切れた。

『ふ!!ん・・・。』

気付くと、
ありあに深いキスをしていた。

クチュ、チュッ。

暗い室内にいやらしい音が、
響く。

『あ・・・、千隼ぁ。』

!!

バッ!!
ありあの色っぽい声に、
ふと我にかえった。

「いきなり、ごめん!!
ビックリしたよな・・・」

ありあの口元のテカリを拭う。

『ううん///
少し、嬉しかった・・・。』

誰!?このカワイイ人!!