『んん。千隼・・・』

あ、ありあ起きたかな??

「ありあ~、
熱はだいぶ下がったけど
体調どんなカンジ??」

俺はありあの額に
手を当てながら
問いかける。

『けっこう、楽になったよ。』

少し微笑むありあ。

「そかっ♪よかった!!
じゃあ俺、今日は帰るわ!!
また明日の朝、来るから。」

そう言いながら、
俺は立ち上がった。

キュ・・・

ありあが俺の服の裾を・・・
掴んだ。

「どした??なんか言い忘れた??」

やべ。若干 顔がニヤけた。