新聞部部員AとBの事情。



「わーっみくちゃんっていうの?キャー名前まで可愛い!あ、ねぇ!良かったらお昼ご飯一緒に食べない?うん!それがいいわ!そうしましょう!」


そういうと緋芽はまたガタガタ椅子を鳴らして柚木の為のスペースを用意した。


ふわっふわの長い黒髪を見つめながら、みくはなんて色の白い綺麗な人なんだろうと思っていた。


守ってあげたくなる可憐な瞳、熟れたりんごのように赤い小さな唇、華奢で長い手足、まるで絵本から飛び出して来た白雪姫そのものだった。



「んじゃミズミズはこっち側に座ってねー。あら、ちょっと狭いわね。」




ガタガタガタン!!





その白雪姫は。


見た目に反してデカい机を軽々引きずるほどの力を持ち、そして



「え?これ?もちろん1食分だけど?」




疑いようのない大食いだった。