すると、明花は草むらに横たわっていた 明花、おい、大丈夫か。 大丈夫よ、ちょっと、手強かったわ。 そーか、明花達は傷が治らないのか。 いーえ、風で飛ばされるだけだから、深い傷はないわ、それより、気が抜かれたわ。 気って? 疲れみたいなもんよ。 なぁ、大丈夫か。 大丈夫。