あれからしばらく経って、点数は2‐0 今のところでは勝ってる。 でも油断は禁物。 いつ抜かされるかわからない。 この選手を投げきれば交代だ。 刹那は帽子をかぶり直して、その刹那を三振にさせた。 「やった!」 それを見て笑う由明。 「よっしゃ!旬、打てぇ」 由明もバッターボックスに入ってる旬くんに叫んだ。 旬くんは笑顔を見せて、ボールを打ち上げた。 2ベース! 上手く抜けたからだ。 打順は1週周り、次の次で刹那の番だ。