私のななめ後ろの席に鞄を置いた篠崎くん。 心臓がバクバクいう。 言わなきゃ…… 言わなきゃ…………! 「しっ!篠崎く……」 「篠崎くーんっ おはよー!」 何人かのクラスメイトの子達が、篠崎くんの机へ集まる。 言い損ねちゃったな… 自分の意気地なさにガッカリしていると… .