あたしだけの君でいて。



あ、まただ。


ずっと前の話さなくなってしまったキッカケの時と同じ顔。




『ねぇ圭ちゃん?彼女作んないの?』



そう頭に浮かんだ。


そうあたしが言うと顔を歪ませた圭ちゃん。




いまとまったく同じ顔だ。