「今日の空は、とっても綺麗だね。」 先輩はわざわざベンチ立ってあたしの隣に来てくれた。 なんだか恥ずかしくなって、あたしは中庭の方向に目を向けた。 そこには、よく知ってる可愛い女の子・・・ 「・・紗耶香・・・」 一人淋しそうに歩く紗耶香の姿があった。