先輩の卒業式の次の日に、朝、先輩から電話がかかってきた。 「遊先輩、おはようございます。」 『おはよう、由宇ちゃん。 俺ね、受かった!』 「………ぅう、……」 『え?えええ? 由宇ちゃ-ん! 何で泣くの-?』 「…幸せ、すぎるんです。 先輩、すごい頑張ってたから…、良かっ…、良かったです。」 『由宇ちゃ-ん! 今は抱きしめれないから、泣かないで。 ありがと。 俺も幸せ。』 大好きな先輩の合格。 人のことをこんなに喜ぶことが出来たのは、もしかすると初めてかもしれない。