「由宇ちゃん、可愛い。」 頭をポンポンしながら、あたしに甘い言葉を告げる先輩が好き。 「遊先輩……」 「ん?」 「好きぃ-。」 いつもはなかなか恥ずかしくて言えないけど、今日はあたしから言いたくなったんだ。 「ふふふ、 今日は一段と可愛いなぁ。 俺はね~、 由宇ちゃんの一万倍好き。」 そう言って、甘い、甘いキスをあたしに落とす。