---*YURA SIDE---

「せっ先生?!。」

先生は、いつの間にか泣いていた。

いままでに、こんなに悲しんでくれる人いただろうか。

同情してほしいわけじゃないけれど……

嬉しかったんだ。

キーンコーンカーンコーン♪

3時間目を知らせるチャイムが鳴った。