バタン・・・
ドアを閉めると力が抜けてベットに倒れた。
私・・・何やってんだろ。やってることと言ってることが矛盾してるよ・・・。
しかも思いっきり睨んじゃったし・・・。

「はぁ・・・」

・・・けど・・・後悔してない。輝を呼びだしたことは後悔してない。
きっとこれが最後。最後に輝の笑顔見れるといいな。
・・・思いっきり気合い入れないと!!
パッと起きあがり、クローゼットから淡い黄色のワンピースをとりだした。
うん、これが一番可愛い!あとはこの服に似合うようにナチュラルメイクにして、と。・・・完成!

「輝ー、準備できた?」

さっきのことは無かったかのように振る舞った。

「・・・姉貴待ちだっつーの!」

少し間があったけどいつものように返事してくれた。
輝・・・無理してるよね?・・・ありがとう。