「お前が脱がせろよ」

「えっ?」

「だって俺、無理」

「そ、そんな」

私にも無理だよぉ。

「お前人に水ぶっかけてそのまま放置かよ」

「そ、そんなこと言われても

ぐいっ
「わっ」

私は腕を引っ張られベットに座っている竜先輩の足と足の間に膝をついた。

「あ、あの〜」

「早くしろって」

これは何を言っても無理だなと思いそっと先輩のシャツのボタンにてをかけて外す。

プチッ
私の顔は先輩のボタンが外れ一気に赤くなる。

「何?顔真っ赤なんだけど」
先輩は意地悪く喉の奥でくっくっと笑った。

「べ、別に赤くないです」

私は震えているのを必死で隠そうと、少し急いでボタンを外す。