「あー、竜。これ買ってきた」 ん、何だろう? 裕也先輩が竜にコンビニの袋を差し出した。 「あー、でも花梨の家で酔っ払って潰れるのも気が引けるし」 と、竜はちらっと私を見る。 「まさかっ」 私は裕也先輩からコンビニの袋を奪って中を見る。 「竜っまだ未成年でしょっ」 袋の中には酎ハイがたくさん。