「もうっなんで舞はそういうことしか・・・」 「おーい俺ら忘れんなよ」 私が反論(?)しようとした言葉を遮って 舞の彼氏らしき裕也という人が口を挟む。 「あっそうそう、花梨。私の彼氏の裕也だよー。竜と同じ二年!」 と、舞が言う。裕也先輩は「どーも」と人懐っこい笑顔を浮かべ手を出す。 私も「こちらこそ、はじめまして。」と手を出して握手した。