「よし、帰るか。」 「桜田くんも花梨を信頼してるんだね。」 「ん・・・?」 俺が聞き返すとニヤッと笑い、 「普通の彼氏なら最後の思い出作るみたいに、残るだろうから。 花梨は死なないって信じて、 花梨を十分信頼してなきゃ帰れないと思う。」