「は・・・・やくっ 花梨のとこ、 行ってあげて・・・・ 花梨はひとりで ーっ・・・戦ってるのっ!」 嗚咽を挟みながら言う舞の言葉を聞いたあと、 俺はすぐに走り出した。 「竜! てめー、花梨ちゃん 死なせんじゃねぇぞっ」 後ろから叫ぶ裕也。 「あったりめーだよ!」