最後まで・・・・。 だめだ。体が持たない。 どさっとその場に倒れてしまう。 「はぁはぁはぁ・・・・っ」 「花梨、花梨!?」 苦しみながらも私はコートからは見えない場所へ。 「竜くん、竜くん呼ばなきゃっ」 立ち上がろうとする舞を止める。