「はぁ・・・・・」 息をはいた瞬間、 「ここにいたのか」 「え・・・・・?」 竜が目の前に立っている。 「なん、で・・・よ・・」 座り込む私を竜が抱きしめる。 さっきみたいに押し返そうとしてもびくともしない。