~舞SIDE~

「ありがとう」

「大丈夫だよ」

あたしは鈴原に保健室へ連れてきてもらった

「具合、大丈夫?」

「うん、もともと、そこまで悪くなかったし」

「そっか」

「あのさ…………」

「ん?」

「ここで言うべきじゃないかもしれないけど、劇の練習しよ」

「あぁ、いいよ」

「じゃあ、最初から通そう」

「あぁ」