透視眼鏡【BL】




はっしーによって、
俺の覗き疑惑は晴らされ、
しぶしぶ会長たちも納得した。



「じゃ、これは没収な」

そう言って、
はっしーは眼鏡を返してくれない。


「酷いよはっしー!
 少ない小遣いから買ったのに!」

「いくらだったんだ?」

「ニーキュッパ!」


「29800円?」

「2980円!」


安っ!と呟いて
はっしーは財布を取り出し、
その中から千円札を3枚取り出した。

そしてそれを俺に手渡す。