占い師の恋【完】



また暫く時間をさかのぼり、大体17時(何か時計見るのも面倒くさい)に私はバイトは終了。


今までまったく感じていなかったのが有り得ない。私の頭はおそらく二日酔いというやつの鈍器で頭を殴られるような痛みに襲われていた。



「(気持ちわるー…、)」




何だか胃までむかむかしてきて、その体のだるさに思わず舌打ち。



「まーき。」



ああ、やばいなと直感。イヤなのに捕まってしまった気がしてならないのは気のせいか?


私の名を呼ぶ男はガードレールに腰掛けていた体を、よいしょっと浮かせて地に足を着かせた。



ゆらりと。何とも危なげな足取りで私に近づいて来る男。


「何でいるの。」

「一緒に帰ろうって言ったじゃん。」

「私は承諾してない。」

「俺が決めたもん。」



自己中の極みだ。