君がいない夜に


優はポーっと夢見心地に立ち尽くした。

「夢…だったのかな??」

いくら頬っぺたをつねってもジンジンと痛さが残る。

「ふふ…痛いや♪これは幸せの痛みだーい!」

と一人で叫んでみた。
まわりからみたら変人だと思われるが優は幸せだった。