「ねぇねぇりんごー」 「ん??」 私も「りんご」と呼ばれるのにすっかり慣れてしまった。 「明日クラス発表だねっ★」 「そっかぁー…もう3年生か…」 「あんたね~」 李沙は呆れたように言った。 「高杉と一緒のクラスになれるといいねー」 「えっ……?」