私は、海はあまり好きくない。

泳げないからとか、水が怖いとか、そういうんじゃなくて…。

ただ、海が嫌いなだけ…。


すると…↓

コンコン

扉の叩く音がした。

誰なのかな?


私は、振り返って

“はーい。どちらさん?”

とたずねてみた。

「俺だ…。」

扉の向こうで声が聞こえた。

この声ってもしかして悠里!?

ってか、何しに来たんだし…。

さとはまた、私をからかいに来たんだなぁー!!

えっと、まぁ…取り敢えずドアを開けよう。