数分後… ピンポーンとチャイムが鳴った。 「やちるちゃーん!迎えに来たでぇ!」 「あっ。はぁーい。今行きまーす!!」 「じゃ、行ってきまーす」 「気をつけて行ってらっしゃい」 優しく笑顔で言ってくれる義母。 「やちるぅ~(泣)」 泣く兄… 「泣かないでよ。」 「お土産よろしくなっ」 弟は、お土産とか… 「了解。じゃ、行ってきまーす!!」 私は、元気よく玄関の扉を開けて外に出た。