~キーンコーンカーンコーン~

チャイムが鳴り、自分の教室へと戻る。

私は2年A組。

あ…てかクラスメイト誰だ?

ざわざわと騒がしい教室を見回す。



…うん。よし。彼氏は居ないね。
あの状態で彼氏と同じとか気まずすぎるし…

自分の席でほっとため息をつく。


「まぢ、別れなきゃな…」

みんなには聞こえない独り言。

自然消滅なんて、しっくりこない。

きっぱりけじめはつけなきゃ。

でも…自己嫌悪。

冷めるの早すぎだよね…。


ふぅ、とため息をついて机に顔をうずめた。