コウスケにとっては、ゴミの事より、声の主の方が気になる。


サチヱにとっては、誰でも良かったのだろう。


「あんたさぁー、透明なゴミ袋って知ってるだろ?きっちりやってもらわないとだめだよ!」


(だから、俺じゃねぇーって!)


サチヱは、そのゴミ袋を取って、無理矢理コウスケにつかませる。