「ふぅー。やっと落ち着いたわ。」


コウスケは、あっけにとられている。


「有難う。とりあえず、扉閉めれば?」


「あっ!」


コウスケは振り返る。


「その前に、その汚い靴も脱げば?」


「あっ!」


今度は、足元を見る。