「有難う。すっきりしたわ。」


「ぎゃあー!」


コウスケは、腰を抜かした。


キャンバスが喋ったのだ。


「痛い!」


腰を抜かしたついでに、キャンバスを落としてしまった。


「早く起こしてよ!」


「あっ!ごめん!」


慌ててキャンバスを持って立たした。


(ん?俺は誰と喋ってんだぁ?)


(で、何やってんだぁ?)


(やっぱ、寝不足で、いかれちまったかな?)