「はい」

もうすでに梨佳が出ていた。



誰だ??

と思って耳を澄ましてたが

何も聞こえてこない。



「…まさか」

俺は急いで家を飛び出した。



「ちょっとぉ!!どーしたの??」

そんな梨佳の言葉を無視して

俺は必死に走った。