いつも通り、説明聞いて ノートに書いて 問題を解いた。 あっという間に時間は来て そろそろ帰らないといけなくなった。 ―――――もっと一緒にいたいのに… きっとそう思ってるのは私だけ… 恭哉はそんなこと思ってないよね… もっと大人にならなきゃ!! 自分に言い聞かせて 『バイバイ、またね』 部屋を出ようと ドアノブに手をかけた。