『恭哉…??』 「…ん??なんか言った??」 ―――――大丈夫かな…!? 『ううん、何でもない』 私は大人しく助席に座って 外の景色を眺めた。 綺麗だなー と思いつつ、恭哉を気にして…。 「沙穂」 いきなり呼ばれてドキッとする。 『何??』 なんだろう… 今まで無言だった恭哉が いきなり私を呼ぶなんて…。