智に家まで送るって言われた時はびっくりしたけど・・・。

とてもとても嬉しかった。

今日は私にとって忘れられない1日となった。

私は家に帰ると部屋に龍雅を呼んだ。

そして松川組の企みを全て話した。

私を本気で殺そうとしてること・・・。

そして・・・。

私にもしもの事があったら・・・。
七海を頼んだ!!!ってことも・・・。

七海???私は知ってるよ???

七海は皆の前では強がるけど・・・。
ホントはとっても寂しがりやで甘えん坊だってこと・・・。

私と七海は何年親友をやってると思ってるの???
七海がいくら強がっても私にはちゃんと分かってるからね???


・・・・しばらくして私は七海に電話をした。

『もしもし』
七海はすぐ電話に出てくれた。

「もしもし?椿。」

『うん。で??今日どうだった??』

「それがさ・・・・・。
私やっぱり智が好きかも・・・・。」

私は七海にいろいろ話した。

手を繋いだ事や買い物した事や・・・。

智にドキドキした私の気持ちとか・・・・。

全て話し終わると七海は・・・。

『そっか・・・。
上手くいくように私は椿の事を応援するよ!!』

「ありがと・・・。
でもさ。私は恋をしていいのかな??

もしもの話。私と智が奇跡的に付き合えたとしても
智を危険な目に合わせることになる。」


『だから・・・?』

「えっ???」

『それが何??椿が工藤君を好きな気持ちってそんな軽いものなの???』

「ちがうよ!!!!!」

『だったら前に突き進みなよ!!!
何かあったら・・・・。なんて考えたらダメだよ!!』

「七海・・・。
ありがとう。私頑張ってみる!!!」


『椿はそうでなきゃね!!!』

「うん!!じゃ。また明日学校でね!!!」

『うん。バイバイ☆』

こうして私は電話をきった。