君に夢中

そういうと
ありがとうといいながら


パーカーを羽織った。


砂浜に腰を下ろす


波でたまに足が濡れる。


「みて!」


そう言って見せてきたのは


ピンクのハートの型を
した貝殻だった


「凄いね」


すこし不恰好な
ハートの貝殻を嬉しそうに


ながめていた。



そんな彼女をいとおしいと
思ったのはいつからだろう。