君に夢中

「なにが?私をばかにしたこと?」


「いや・・・」


なにも言えない。



「もういいよ。どうせ私はかわいくないよ?そんなの知ってるから。私が一番わかってるんだから」



再びなきだす彼女。



「かわいい・・・」



聞こえるかわからないくらいの声で
つぶやいてから後悔した。


人がいきかう道路俺の声を
消してくれただろうか?


彼女をみつめる。



すこし顔をあからめているのを
みて後悔より愛おしさを感じた。