君に夢中

1人だった私のとなりに
座る彼。


お酒の匂いに混じった香水
の匂いがすこしここちよい。


「名前は?」



すこし低い声


「七瀬千里。」


私もゆっくり応える


「背たかいね?読モかなんか?」