気付かれていたなんて。


私の愛想笑いに気付いてくれた
男性は彼しかいなかった。


「実は...」




私はすべて話した。
なんでこんなに会ってすぐの彼に
ここまで話せるのかが不思議で
ならなかったが、


もう話を止めることが
できなかった。


彼に別れを告げられ
いなくなってしまったこと、
他の男性を使って寂しさを
ごまかしてたこと、
そしてあなたもその男性の
「一部」だということ。