秘書の悩み



何か嫌な予感がするのは私だけだろうか。


「何ですか、社長」


平然を装い冷静に答える。


「俺が君のために甘いものをあげようと思って」


ドンドン私の方へ近づいてくる社長はそんな事を言ってのける。


「結構です」


速攻断りを入れる。


「遠慮するな」


「していません」


社長の右手に持っているのは私が差し出した苺のショートケーキ。