そこに咲くかたち。

「わかる?」

「え!なに?」 

あたしはイライラが治まらなかった。 
悔しさもよみがえってくる。 


なんで… 
なんで気付かなかったんだ!あたしは〜! 



あんな…




あんな辛い想いして…… 



「愛希?おーい!」 

ももちゃんがあたしの顔を覗き込んできた。 

「なんで……なんでさっさと連絡くれないんだよーッ!?」 

あたしはももちゃんの胸を叩きながら詰め寄った。

ももちゃんは毅然として答えた。

「キチンとするまでは会えないと思ったから。今度こそ。」 

強い瞳であたしを見ている。



「……それで………」 

あたしは俯いたまま、聞く。

「ん?」 

「それはつまり……」 

「なに?愛希?」 

「いや…だから…その……。」 


あたしたちは… 
あたしたちの関係は…

どう……なるの? 


かな? 



ももちゃんはあたしの考えてる事が分かったように、笑ってあたしの手を更にギュッと握った。


「明日、初詣いく?」 

「え?」 

「行かない?」




ふたりで…初詣…? 

ってことは…… 


「ちゃんと言ってよ!」

「え?」 

「あたしの……勘違いだと困るし! 」 


ももちゃんはあたしの一歩前を歩きだした。 

「ももちゃん?」